■アジア

イランのヤズド観光でゾロアスター教の聖地と鳥葬跡地を見る

ヤズドですがシーラーズから夜行バスできました

到着後の宿のトラブルはこちら

イランのヤズド到着時に起きたホテルとのトラブルヤズドは夜行バスでシーラーズからむかいました(所要時間7時間くらい)ものすごく後悔したのが、出発前においしくないワインを飲んで、酔いたく...

タイトルをつけるなら砂漠の街!でした。珍しく日本人に出会って、一緒にご飯を食べたり、モスクをフィレンツェのドゥオーモに見立てたりもしました。というか、イランの旅で日本人に会ったのも見かけたのもこの時が最初で最後です。アクティビティは一番豊富な街だったと思います!

おすすめのアクティビティ

  1. 鳥葬が行われた沈黙の塔を観光
  2. ブルーモスクを見学
  3. 火の神殿を見学
  4. 街のシンボル (Amir Chakhmag Complex‌) を見に行く
  5. 屋上からベージュ色の街を眺める

私は結構砂漠の街は異世界に来ているみたいで好きなんですが…ヤズドはすごく田舎で迷路みたいな町なんで、行った人ならわかるかもしれませんが、若干モロッコのフェズにも似ています。

1.沈黙の塔へ行ってみる

見どころは、沈黙の塔。これは私は街中でタクシー交渉をしていきました。結構騙されると聞いてたので、果敢に値切り交渉をしていったら、あまりに安すぎたみたいで、2、3人の運転手さんは去りました…。偶然運転手さんに乗り込もうとしているカップルが、もしかして沈黙の塔行くのー?と聞いてくれたのでご一緒することに。なんだかんだ往復1000円くらいだったと思います。1時間待っててあげるよーと話していたんですが、一緒に行った人は1時間半自由に過ごしてたので、私もあまり気にしなくて良かったのかも…

ここは完全に異世界でした。モスクのような丸い屋根が土でできてる…街も砂漠で不思議な感じだけど、もっとポコポコしてて不思議でした。

沈黙の塔は2つあって、両方登ろうと思ったのですが、私はあまり体力がないので、楽そうな右側を選びました。見た目より実際は楽です。ただ、手すりとかないところが外国っぽいですね。

どちらも鳥葬はおこなわれていたので、まぁいいか…という感じでした。ちなみに、鳥葬とは、亡くなった遺体を、鳥に食べさせて葬る方法です。何というか…ここで実際過去に…という感じがしたんですが、正直思っていたより何も感じませんでした。

ここも後に紹介するゾロアスター教の1つで、ゾロアスター教は火だけではなく土も神聖なものとしたため、自然を汚すことの少ない鳥葬が選ばれたようです。2棟あるのは、1棟が穴がいっぱいになると、別のほうを使って、風化するのを待っていたようです。太陽と鳥によって遺体を処理する…という点は日本の神道に通じる部分があって、日本人は感じるものがあるように思います。

2.ブルーモスクを見学

ここは事前によく知らなかったのですが、通りかかって行くことにしました。夜に通ると青くてすごくキレイです。本当の名前はジャーメイモスクというようで、そもそもの意味は金曜日の礼拝で使われるモスクのことだそうです。イランはとってもカラフルな国!ピンクモスクに行った記事は

イラン旅行ならシーラーズにあるピンクモスクへ!ここはイランに行くと決めてから知ったんですが、すごくカラフルなモスクがあるって…通称、ピンクモスクですが、【マスジェデ・ナスィーロル・モ...

ヤズドは高い建物がほぼないので、このモスクが目立ちます。

3.ゾロアスター教の寺院にある聖火を見る!

ホテルからここまで歩いたんですが、なかなか遠かったです。でも、歩いてくる途中、レンガの街の中を通ってきたのでとても楽しかったです。入り口を抜けるとこんな感じで、一瞬…ん?寺院のイメージと違うし、水?水の神殿みたい…って思うかもしれません


そして入り口に入ってすぐこの炎!何とこれ以外何もないんです。イメージ的には「寺院」なので、中に入って、通路を抜けていった奥で聖火が見れるのかなーって思ったんですが、ちょっと拍子抜けでした。

もっと巨大なものを創造していただけに、あれ?という感じでした…。ちなみに、ゾロアスター教とは、紀元前1500年あたりに始まった古代宗教だそうで、ユダヤ教や仏教にも大きな影響を与えているようです。何とこの炎は1500年以上前から絶やされることなく燃え続けていているそうです。すご!!何と私はここで大きなミスをしたんですが、敷地内にゾロアスター教博物館があったようです。入場料払ったのに、えー!?これだけ…と思っていたのですが、見逃していたようです。

4.街のシンボルを見に行く

これも正直偶然見つけました。火の神殿ヘ向かう途中に通りました。市民の憩いの場…という感じで、たくさんの人がこのあたりで休んでいました。

Amir Chakhmag Complex‌ というようですが、ほっこりします。

5.レンガのベージュ色の街を楽しむ

最後に、屋上から街を眺めることをおすすめします。歩いているだけでも楽しいヤズドですが、私は朝日を屋上から見たのと(到着時に別のホテルで見た)、夕日も見ました。日中もぼーっと屋根から見てるだけで、すごく異国だなぁーと物思いにふけることができました。日本人のKENさんと、この写真に写る丸い屋根をフィレンツェのドゥオーモだとして…と想像して楽しんでました。KENさんですがイランは2回目だそうで、イランがお気に入りのようです。とても楽しいひとときを過ごすことができました。