■アジア

所得税と住民税のない裕福な国ブルネイについて

2015年あたりに記事を書いていたんですが改めて最近日本人の移住人気ランキング2位になっているということで、注目してみました

ブルネイってどんな国?

ブルネイ、ですがかなり小さい国で、マレーシアと国境を接しています

ボルネオ島の北部のみの小さな国です。本当の名前をブルネイダルサラームといって
「永遠に平和な国」という意味だそうです。

人口は約42万人(2019年)と、札幌市よりも全然小さい規模…
気温も年間を通して30度前後なので、あたたかくていいですよね!

また2013年には幸福度ランキング10位以内にも入ってます。
何故か2019年または2018年には掲載されていませんでした。

 

アジアにあるんですが、オーストラリアとかカナダと同じようにイギリス連邦加盟国
英語圏じゃないので、ちょっと不思議な感じですよね

今回着目したのは、この国がすごく住みやすい(とされている)こと…
※後で私の意見を言います
石油や天然ガスが出るので、裕福な国なんですよね
かつ、裕福で、王様がそれを国民に還元しているので、国民は幸せです
(資源があっても政治によっては、一部の人のみが裕福という国もある)

ブルネイで無料のサービス

北欧のように、教育費や医療費が無料ですが、なんと…北欧人もびっくり…
所得税や住民税もかからないようです…

「無料のサービス」

・所得税
・住民税
・教育費
・医療費

これ、ありえなくないですか?
と、いくらか具体的な金額は忘れましたが(20万前後だったと記憶しています)
ベーシックインカムがあるらしく、毎月給与のようなものをもらえます

ブルネイはイスラム国家

ただ、別の記事でも書きましたが、イスラム国家なのでお酒を販売していないですし
基本女性はヒジャブをかぶってます(旅行者の私はかぶらなくていい…)
イランだと旅行者であろうが、女性は全員ヒジャブなので、それに比べると良いかもしれませんが、やや居心地が悪い感じもします

ただ、私があまりイスラム圏が好きじゃない理由の1つにLGBTに対してオープンじゃないこと…があげられます。

私はイタリア・ドイツ・ウクライナと住んでLGBTの友達がたくさんできました。かつ、ドイツやイタリアでは同性でも結婚できるのを見て、更にオープンなデンマークの文化も体験して、どうしてもこの反LGBTの姿勢をとる国に住みたいとは思いません

2019年4月に刑法が改正されて、同性間の性的接触はむち打ち、懲役、または石打処刑とか、処刑の対象になるようになりました
これはまさに、イスラムの法律であるシャリアに基づく刑法をそのまま導入したものですよね。

2019年5月に台湾で同性婚が合法化されたことに比べると、ひどい後退ですよね。
本当に信じられない…

まとめ

というわけで、世界に所得税も住民税もない国が!!という発見には良いですし
日本からも近いですし…
もしあなたがホモフォビアで、同性愛に対して反対!という場合は良い国なのではないかと思います