ウクライナというか、ボゴモレッツ大学の事と、自分が転校しようとした為イタリアの大学のこと、また友人で東欧に留学している人達からの情報を統合してます。
海外医学部全般の質問
イタリア医学部の質問
ウクライナ医学部への質問
にわけました。
海外医学部全般の質問
Q.海外留学を考えている者です。海外の医学部の方って毎日平均どれぐらい勉強されているのですか?
大体毎日2-3時間です。3年生の前期は本当に忙しくて、毎日の勉強に加えて
土日も勉強してました。
Q.なぜドイツの医大へは応募しなかったのでしょうか?語学ですか?
そうですね。ドイツだとドイツ語での勉強になるので将来の選択肢はドイツだけになります。また、ドイツ語C1を要求されるのも私にとってはかける時間がないと判断しました。英語のほうが選択肢が多いので、英語で学べる場所を選択しました。
イタリア医学部の質問
Q.教科書を読んだり、レポートを提出するために、どれくらいの英語力が必要ですか? IMATが解答できれば問題ないでしょうか?
IMATに解答できるのは入試なので当然です。IMATは総合問題なども含まれているため
大学で扱う専門用語の比重は少ないと思います。海外の大学編入の目安は600といわれていますが、言語を学ぶのではなく、英語を使って医学を学ぶので、TOEIC800点前後はあって当然だと思います(私は920点ありました)
かつ普通に英会話できる英語力は必要だと思います。
Q.入学試験で合格基準に到達した生徒が定員数以上いた場合、上位の定員数のみが合格になるのですか?
そうですね。
(心の声:それ以外に何が…?)
Q.イタリアの医学部の学費が安いのは質も悪いからですか?
例えば英語学部もあるイタリア1の大学は世界ランキングで174位です
私の母校北大もそのくらいなので、問題ないのではないでしょうか?
ドイツとかスイスに住んでる日本人がいかにもいいそうな質問です
ウクライナ医学部への質問
Q.ウクライナの医学部は何語で受験したのですか?英語ですか?
英語です。ただしロシア語もあります。
英語の医学部だと年間40万ほどですがロシア語だと年間30万くらいになるので
ロシア語の方が年間10万円くらい学費が安いです。
Q受験科目は何がありましたか?
受験科目は理科と英語です。
生物は必須で、化学または物理が選択です。
数学はありません。全て筆記+オーラル試験です。
Q.試験(入試)のレベルは日本と比べてどうでしょうか?
正直日本の入試より簡単に感じますが、範囲が広いため
浅く広く全て知っておく必要があります。口頭試験もあるため
英語力が求められます
入試問題を見てみたい人はここから見てみてください
Q.ウクライナの医師免許で日本では開業できますか?
開業というか、日本で医師になるために、医師国家試験に受かる必要があります。
ウクライナ医学部卒業時の卒業試験に受かれば、日本で医師になるための
諸手続きには問題ないと思います
Q.入試問題が事前に公表される時期は大体いつ頃でしょうか。また、ウェブサイト上で公開されるということでしょうか。
入試問題は直前に大学の構内に張り出されます。
問題というか、200題前後の議題が出ます(それもロシア語で)
毎年変わってないようなので、興味ある方は入試問題を見てみてください
Q. 150問中3~5問出題されるとのことですが、生物と化学を選択した場合、試験問題数は最高で10問ということでしょうか。(+口頭試験と英語試験)
そうですね。最高で10問かつ、その問題についての口頭試験です。
実際、問題をもらって、回答用紙に答えを書いてもいいです。大体30分くらい時間をもらいます。これは自分次第なので、自信があったらすぐに口頭試験の場所に移動してOKです。その問題について講師が尋ねるので、それについて回答します。
Q.生物と化学の試験は毎年それほど変わらないとのことでしたが、試験対策は、かぶさんがnoteに掲載されている過去問にしっかり答えられる対策をすれば、大丈夫だと思われますか
私自身これで合格したので大丈夫だと思います。
正直私は試験2、3日前に問題をもらったので泣きながら勉強しましたが
何とか覚えきりました。まぁそれと自分がひいた問題がラッキーだったのがありましたが…
生物の過去問と回答はこちら
Q.ウクライナやイタリアの医学部の学費を見て驚きました。 日本で流行りのハンガリー医学部留学でも年間学費で200万程度はかかった気がします。 ウクライナの医学部は入学がハンガリーより難しいなどの事情はあるのでしょうか?
絶対にハンガリーのほうが難しいと思います(よく知りませんが…笑
Q.カブさん自身はどのような手段でウクライナの医学部に入学されたのですか?
私は既にウクライナにいたので、自分で書類を準備したのと、一時アフリカにいたので、その期間は友人に頼んで入学手続きをおこないました。
エージェントなど知っていたらエージェントやエージェンシーに頼んでいたと思います。
Q.ウクライナの場合では、留年時の単位、放校の有無はいかがですか?
ウクライナでは非常に留年しやすく、毎年半数の生徒が留年する感じです。
ただし永久除籍はなく、いってしまえば10年でも留年できるので
放校は聞いたことはありません。
Q.まずはウクライナに行き、願書を手に入れるところから始めるべきですかね?
そうですが、渡航費が無駄なのと、いつもオフィスが空いてるわけではないので
代行や個人エージェントを頼んだほうが良いと思います。
サポートはツイッターから連絡ください
その他の質問
Q.キューバ医学部も優れていると聞いたのですが、実際どうですか?
ちょっとわかりません…
意外と社会主義の国は教養があると聞いたこともあります。
教育と医療は無料であるべき、という考えがあるのでそういわれるのかもしれません。
Q.ウクライナ医学部卒業後、EU内へのサポートはあるんですか?
ドイツやポーランドへ行く人が多く
ロシア語にはなりますがサポートはあるようです。
Q.お金かなりかかりますか?
何ともいえませんが…住む場所、生活レベルによります。
とはいえスイスのような物価の高い国ではないので、周りの学生達は
寮費込み5万円前後で暮らしています。
私に個人的に質問がある人は今まで無料で答えていたのですが
回答しても無視だったり、くだらない質問が多いので、有料にしました。
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