80か国旅したかぶですが、
2014年にイタリアでスカイダイビングした体験をまとめたいと思います。
費用ですが、165ユーロの20ユーロ早朝割引なので、
145ユーロで大体15000円から17000円くらいだったかと思います。
それでも高いなーと思いましたが、日本でのスカイダイビング体験を見ると
もっとするんですね…。
Contents
イタリアで大丈夫なのか?
まぁ正直イタリアでやるなんて安全性大丈夫なのか?
って思いますよね?何となく適当なイメージだし。
ただ、私の場合は友人が同じ場所で体験して
無事だったので…大丈夫か!と思って体験することにしました。
私がスカイダイビングした会社はこちらです。
基本初心者は1人で飛ばず、インストラクターと2人で飛びます。
これをTANDEM(タンデム)といいます。
保険はきくのか?
実はスカイダイビングとかバンジージャンプといった
危険なスポーツは保険がききません。
なので、正直自己責任です。
クレジットカードではない通常の海外旅行保険に申し込む場合でも
スカイダイビングはカバーされていないことが多いです。
どこにあるのか??
場所はフィレンツェではなくて
ルカ(LUCCA)という街の郊外にあります。
ルカの駅についたらタクシーで向かいましょう。
初日はキャンセルになる
予約していった日ですが…
早朝8時の予約のために住んでいたフィレンツェから
ルカまで電車で行くには朝6時くらいの便に乗らないとダメだったので
しんどかったです。
…がこの日は曇りかつ強風のためキャンセルになりました。
1週間後に再トライ
当時確か土曜日か日曜日しかおこなってなかったため
1週間後に再トライしました。
…が、この日は電車が遅れるトラブル
しかも日本と違ってアナウンスがないのでわけがわからない。
止まっている電車に乗っていた人が徐々に降り始めたころ…
私たちも、じゃあ降りて別の電車に乗ろうかって電車を降りた瞬間…
なぜか発車する音!!
走って電車まで戻りました…
なにこれ!さすがイタリア…
結果ルカへの到着は30分遅れましたが、早めの電車だったので
スカイダイビングには遅れることなく着きました…危ない…
ルカの駅からはちょっと遠いので
タクシーを使っていきました。
タクシーは10分くらで20ユーロ前後だったと思います。(2000円ちょっと)
緊張してくる
この日は天気もよく、無事スカイダイビングできそうな雰囲気
・・・・ただ、めちゃくちゃ緊張してきました。
大丈夫かこれ?彼も緊張してきたため、2人でエスプレッソを5杯くらい飲みました。
正直、ウォッカショットでも飲みたかったのですが
アルコールは禁止されてました。
(でも今思えばイタリアだから大丈夫だったかも)
契約書にサインして、飛んでいるときにすべき姿勢を練習します。
首を下げずにそる感じですかね。
私は筋肉が硬いのかうまくできなくて、何回か練習しました
それと着地の時の練習です。
ベシャっとつぶれないように練習します。
膝を曲げて足をあげたまま着地します
スカイダイビング用のスーツと変な帽子をかぶって準備完了です。
彼は、バカみたく見えておもしろい…と自虐してました。
でもちょっと笑える帽子
とうとう飛行機に乗り込み
飛行機に乗り込みますが…ん!?こんな小さいの?
飛行機っていうかセスナなの・・?(よくわからないけど)
ナスカの地上絵で乗ったセスナを思い出しました。
ここまではワクワクしてました。
とうとう飛ぶのか!…と。
そしてヘリコプターはどんどん上空まで行きます。
4000メートルと聞いていましたがその想像はできていませんでした。
やっぱりやめる
あれ・・・?雲のちょっと上にいったくらいで、ちょっと高すぎないか?と思い始めました。
私は高所恐怖症ではないですが、んんん?!と思い始めたんです。
はるか雲の上にいったとき…あれ?無理だ…と思いました。
そしてベテラン3人がパートナーなしにスカイダイビングしたんですが…
高すぎる!!
これは完全に無理なやつ!!
私は泣き始めて、ごめんなさい、キャンセルします。
と本気で伝えたんですが、
イタリア人!!!!!!!!!!!!
non che problema! (問題ないよー!!)
と陽気にいってます。
いや、そうじゃなくて本気で無理なんだよ、無理だよ!
こっから飛ぶの!って言ってるのに
タンデムなんでインストラクターが勝手に窓のほうへ移動しはじめました。
私の顔見てください、泣いてます(笑)
何ていうか私はカンガルーの子どもみたいな感じで
一緒に動かされている感じです。
無理やり飛ばされる
もう泣いてるとかじゃなくて号泣しているんですが
インストラクターによって飛ばされました。
今でも覚えていますが、この頭を上にあげられた瞬間本当に死ぬと思いました…。
そしてスカイダイビングって最初はとにかく落下!するんですよね。
パラシュート開くまではひたすら落ちてく感じです。
インストラクターは楽しんでましたが
私はもうこのまま死ぬんだ…という感じで全く楽しめず
泣いてました。
そしてかつ私にスカイダイビングをすすめたアメリカ人のクリスティーンも
恨んでさえいました。
ちなみにこの写真は一緒に飛んだ別の人が撮っていて
後から1000円ちょっとで売りつけられます。
でも欲しくなりますよね(笑)
最初は手を十字に閉じているんですが、途中から手を開く必要があります。
それも自分でできず、インストラクターが開いてくれました。
大体みんな良い顔してるのに、私は泣いたままなのでゴーグル内が曇ってるしなんかよく見えないしで
インストラクターは良い顔してますよね・・
もう何これ…プギャーって顔してますよね
パラシュートが開く
全てが変わったのはパラシュートが開いてからです。
雲より下だった気がします。
パラシュートが開くと、ゆっくりゆらゆら降下するので
ここからは楽しめました。
やっと景色を見る余裕もできました。
正直私はスカイダイビングすごい良かった!とかいう人が信じられません。
2度とやりませんよ。
無事地上へ生還
正直これ以上の言葉はありません。
無事生還しました。
着地もうまくいって、パラシュートがかかりましたけど…
このあとはルカを観光して、おいしいパスタを食べてワインを飲んで
フィレンツェへ戻りました。
もちろん一生に1回は体験していいと思いますけど
私は好きじゃないです。