■中央アジア

タシケントからアルマトイの移動中にSIMをプレゼントされた件

とうとうウズベキスタン最終日ウズベキスタンの首都タシケントからアルマトイへ向かいます。今回の旅の中でも、最後の移動です!
午後4時に出発して、アルマトイには翌日午前7時頃についたので、15時間の旅路でした。料金はバスで12万ソムくらい。なので、1,200円くらい。

旅にトラブルはつきもの

正直旅って思わぬトラブルが起きるんだけど…ソ連系の国って旅行者にすっごい優しいのよね!いつも誰かに助けられてる気がする!

若干気になるのはこの旅での3回目のカザフスタン入国。
2回目の入国の時すっごい時間かかったの…審査官がビザいるでしょ!ってなっていらないよ、調べてよ!って言ったのに10分くらいかかって大変だった。
っていうかその2回目入国時なんだけど…

キルギスのビシュケクからウズベキスタンのタシケントに行くまでまたカザフスタンに入るって知らなかったのよ…

んで、今回はタシケントからアルマトイなんで、もちろんまたカザフスタン入国!
チケットは前日にバスターミナルで買って(クレジットカード使えるっていってたけど使えなかった…)準備万端よ!

15分遅れでバスは出発!

バスは午後4時発ですが、誰かが来てないっていうことで、その人達を待っていたので
出発は15分くらい遅れました。

隣に座ったおばちゃんは何故か私が持ってる10万ソム(1000円くらい)を見て
100万ソムと勘違いしてやたら興奮しだした…アルマトイについたら私の旦那が両替するわよ!っていうかそんな通貨あるの?私見たことないよ(笑

おばちゃんは3人組でころころしてて、青いおばちゃんでした。

何度も、これ10万だよ!っていってもきかないし
私がしてる時計はいくらだ?とか、iphoneを見て、どうやって買ったの?自分で?
家族で?とかちょっと図々しくて面倒だったのであまり答えないようにした

さようならウズベキスタン!

バスは2時間もしないうちにすぐ国境について、とうとうウズベキスタンさよーならーって局面へ。

足を捻挫したり、お腹を壊して…更にはBluetoothイヤホンまで
盗まれたウズベキスタンだったけど、人が笑顔で懐っこくて結構好きだったなー。

やや高地なので涼しい!!良かったーもう40度の暑い世界とはおさらば…
と思ってバスに乗り込みました

ウーン両替しないとなーって思ってたら両替商が乗ってきた!
ウズベキスタンのお金は単位が大きいから、めっちゃ少なくなった感じ笑

これがね…

こうなったの…

で、最後200テンゲ(50円くらい)足りなくて、あとでねーって言ってたのに降りようとするので
私の周りの人たちがみんなおいおいおいい!!って言ってくれて、そしたら200ないから500あげるわ(150円くらいかな)って結局、普通のレートで両替してくれました。もうとにかく適当ね

ドライブインに到着

で、バスはまた走って、夕食の場所についた。
びっくりしたのは、食堂のような感じのとこにSIMカードがまるで
お菓子のように置かれてる事

ウズベキスタンじゃSIMカード買うときにパスポートが必要だったのに
カザフスタンじゃ、お菓子のように買えるからびっくりするよね。
それも…たった数時間離れただけで別の国でいろいろと手続きが変わるからおもしろい。

で、買おうかなーって悩んでたら若い男子が2つ手にとったの。
これ僕も買うから一緒に買うよ!って。ん?じゃあお金渡すねって言って

きみは何食べるの?って聞かれたから、私は多分チャーハンかなーって言ったのね
で、彼はチャーハンと肉頼んで、よく食べるなーって思ってたら
私の後ろの人がすぐ注文したの!

私は、いやいやいや、私のまだだよ!って言ったら、彼が
いやあのチャーハンは君のだよ!って言って、あ!そうなのなんかゴメン
じゃあいくらか教えてね、っていうかロシア語分かるし自分で聞くわって言って

会計時、さーっと全額出す彼。
ん?で、テーブルまでもって言ってくれて、あ、っていうか
ハイお金、ありがとうって渡すも受け取らない彼。

何なんだー?!で、よくあるナンパみたいな、ここで連絡先とか聞くとかじゃなくて
自分は彼女っぽい人と電話していなくなる

しかも肉食べてない!しかもSIMカードの箱放置したまま!
私は彼の帰りを待ってたんだかけど、バスの休憩時間が迫ってるので
探しに行った…ら、まだ電話してた。

ねぇ肉食べないの?って聞いたら
うん、別にお腹すいてない だって。
正直肉おいしそうだかたら食べたかったよ笑

見返りのないプレゼント!!?

っていうか一体この20歳前後の男子は何故私にプレゼントしたの!?
彼はその後私にモバイルバッテリー持ってる?って聞いてきたけど
私も既に充電がなかったので、ごめんねーって伝えた

こんな道を通りながらアルマトイへ向けて走ります

で、特にアルマトイについてからも、じゃ!気をつけてね!!バイバイ!ってだけだった。
ごちそう&シム代全部で1000円以下だとはいえ、見ず知らずの人にこんなことできる?

しかもナンパ目的とかじゃなくて。

なんかものすごいカッコイイ人にあった感じだった
私もいつかこういうことできたらいいなーって思った教訓でした。

なんか隠し撮りみたいだけど、通路に立ってる彼

ちなみにカザフスタンは4日くらいいたんですが、結局このBeelineのシム
最後まで使えました。いったい何のプランだったんだろう。

80か国以上旅したかぶですが、知らない人に(しかも20歳前後っぽい子)に
シムカードもらったのは初めてでした…やっぱソ連圏の人って旅人にやさしい…!