海外医学部

海外医学部 過去問の一部を紹介 ウクライナ医学部

以前に私が通っているボゴモレッツ医科大学の入学までの流れを詳細に書きました

が、試験内容については詳しく触れてなかったので、どういう試験問題なのか
ちょっと紹介したいと思います

ボゴモレッツ大学の入試内容

語学試験と専門科目の2種類の試験です

語学試験は自分が学びたい学部で使われる言語…
すなわち英語またはロシア語です

専門科目生物と化学 または生物と物理

つまり英語を選択した場合
英語・生物・化学 か 英語・生物・物理 のどちらかです

必要な語学力

語学試験は英検準2級またはトイック600点くらいでも受かるんじゃないかなーって
くらい難しくないと感じたのですが…

専門科目の口頭試験を突破するには英検2級、トイック800点前後はあったほうが良いと思います。

私はロシア語での試験を受けていないので、何ともいえませんが
ロシア語は先生方がネイティブなのでもう少し厳しいかもしれません。
英語の基準を参考にしてください。

生物の入試問題

必ず選択しなければならない生物 ですが、150問の問題が公開(掲示板に紙で)されています。ただ、この問題は最初から公開されているのではなくて、試験直前に公開されます。それも何故かロシア語なので、そこから英語に翻訳して、理解して英語で答えられるようにしていては間に合わない場合があります。

試験は150問の中から、3問から5問出題されます。

試験内容は2017年のものですが、大幅な改定はないということで、一部紹介します。
例えば79番Urinary system について。「泌尿器系について…」という問題ですが

腎臓、膀胱、尿管、尿道からなって、腎臓の機能説明、ネフロンという単位や濾過と再吸収のことをいえると良いと思います。ちょっと日本の高校生物がどこまで勉強しているのか把握しきれていないですがホルモン名までいえたら大分良いのではないかと思います。(そこまでやりましたっけ?)バゾプレッシンが抗利尿ホルモンであって、水分の再吸収に関わる…など、もし高校理科でホルモン名をアルデステロンとか全てやっていたらすべて覚えておいた方が良いと思いますが、知らない場合は特に言わなくても良いと思います。

生物の問題すべてを知りたい方はこちら

日本の理科の勉強は結構進んでいるので、そこは安心してください。

化学の入試問題


私は生物と化学を選択しました。というか私はエージェントがいなかったので、情報がきちんと伝わってなくて、直前まで理科3科目だと思っていたため、泣きながら3科目勉強していました…

化学の問題全てを知りたいからはこちら

化学の問題も見てみましょう。試験形式は生物のときと全く一緒です。

例えば14番の問題…イオン結合とは(Ionic bond)ですが、これは結構簡単ですね?
金属の原子と非金属の原子が結合する時に生じる結合です。
代表的なものは塩であるNaCl ですが、これを英語でいえるように…とすると
実はSodium chloride となる点にも注意です。英語だとナトリウム じゃないんですよね。ナトリウムはラテン語です。

まぁ多分N A C L ってアルファベットを呼んでも間違いではないので、あくまでイオン結合のことを説明できればOKだと思います。

物理の入試問題

私は入試では物理は選択してないですが、直前まで3科目全て試験に出ると思っていた(というか受付のおばさんがそう言った…)ので、勉強していました。

物理の問題全てを知りたいかたこちら

問題をみると、ニュートンの法則について3原則は3つの問題に渡って出ているので
すべて覚えておきましょう

第1の法則:慣性
第2の法則:運動
第3の法則:作用・反作用 

正直、物理が一番英語で説明をするのが難しいと思います。
もちろん人によると思いますが、確か今日本は理科3科目必須ですよね?医学部に行く場合…だったら生物と化学の選択のほうが良いかなーって感じます。

効果的な勉強法とは?

時間をかければ1問1問を詳しく覚えられますが150問あるので、浅く広く…くらいで良いと思います。

例えば問題50番は詳しく知っているのに、51番は全く知らない…だとその問題を落としてしまうので、浅くても少し知っていたほうが良いです。

自分でカードを作って、それをランダムにひいたり、150番の中から適当に番号を選んで、その問題を解く…ように勉強して漏れのないように勉強してくださいね☆