■ヨーロッパ

ウクライナの医学部でアカハラされ先生と戦った話

こんにちは、かぶ@kabtabi です

この話は1年生の2学期に起きた話なんですが…あまりにもひどい話で、かつ日本人の友達に話したら、是非ブログ書いて―って言われたので書くことにしました

なんでウクライナの医学部に通ってるかはこちら

ウクライナ医学部に限らずそもそも…


そもそも、背景としてウクライナは旧ソ連圏で、EUに入ったバルト3国(エストニア・ラトビア・リトアニア)とは違って、まだまだかなりソ連の名残があります。先生だけではなく、サービスを提供する側がえらいので、お店でも、店員さんの態度は良くありません

で、大学でもそれは同じで、日本の大学だと教授と学生は割と対等な関係で、私は日本で大学を卒業していますが、教授たちはとても優しく、打ち上げに連れて行ってくれたり、ビアガーデンに行ったりとても良い先生たちばかりでした。もちろん、先生の機嫌で成績をつける…なんてことはありません…よね?

ウクライナ医学部の成績の付け方

ウクライナでは毎回の授業の度に5段階評価で成績がつきます。
毎回!です。日本だと、学期の終わりにテストがあって成績がつきますが、
毎回の授業ごとに成績がつくと考えてください

5…優
4…良
3…可
2…不可

という感じの成績評価です。というか、これなら3(優)2(良)1(可)の3段階評価にすれば良いのに…
0とか1が存在しないので、そういう意味のよく分からないことが成績に限らず
ウクライナではよくあります。

とにかく、「2」をもらったら、その授業は通っていない、ということになって2週間以内に授業以外の時間でやり直しをしなければなりません。さらに2週間以上たつと、事務局にいって、上の人のサインをもらって(これが1人しか運営してないので2時間待ちとかある…)さらに、やり直す授業時間が多いと、何故かお金を支払わないとなりません(これは本当に賄賂なのかよくわからない…)

ウクライナ医学部のアカハラ先生とは?

とにかく…その授業の先生はフェリックスというイランや北朝鮮に住んだこともあるという
ハゲたデブの謎の先生でした。学生をレ〇プした…という噂もあるくらいすごい嫌われてる先生なのですが…運悪く2年生1学期の解剖学の担当でした。写真がないので書いてみた。

正直、もし2学期からグループを変更していなければ、それまでグループはグループ1で、国際的なグループだったので一番良い先生があてがわれるので、この先生に会う事はなかったのかもしれません。

…とにかく、フェリックスはそもそも英語の学部なのに授業中に話すのはロシア語です。
(こういう先生は20人に1人くらいいます)授業には30分遅れてくる…で、10分質問して、コーヒータイム…でまた30分いなくなる…(授業時間は1時間半くらい…)で最後10分くらい帰って来てまた質問…という感じでした

具体的なアカハラ内容とは?

1回目におかしいと思ったのは、私たちは14人のグループなんですが、その日は3人だけ質問に当てられたんです。そもそも、私は14人中1番か2番目に勉強しているので、いつも成績は5か4しかありません。たまに先生の機嫌や私の不調によって3をもらうこともありますが…

その日はきちんと答えたはずなんですが、フェリックスが、やり直し(以下リワーク)をしたら5あげるから、もう1回勉強してきてね!といったんです。3より5のほうがいいでしょ?っと言われて、まぁいいか…って思ったんです。

翌々日にしっかり勉強して、フェリックスの部屋に行ったんですが
じゃあついてきてー…といわれて、何故か他のグループの前で質問…
普通そういうことはしませんし、何故か質問がロシア語…?
あのー、ロシア語じゃ分からないから、英語で言ってくださいって言ったら

これはラテン語だ!といって、怒りだす…とはいっても、ラテン語は分かる単語と
分からない単語もある…私が再度苦情を言ったせいかどうか分からないけれど
はい、もう1回勉強してきてねーってすごーく嫌な態度で追い返されました

アカハラかつモラハラと確定した事件とは?

アカハラと確信する事件が起きます。
1回目のリワークのあと、とりあえず再度リワークに行く前に授業があったんです。
次の授業で、私はしっかり勉強していきました。脳の硬膜や軟膜の授業だったと思います。
そこで、授業の前にいつも勉強してないアラブ人達が

カブー、今日のポイントを教えてー何も勉強してない!というので、大事なポイントだけ教えました

フェリックスが来て、私が答えをいうと、評価は「3」
みんなも、え?「5」じゃないの?と、「3」なの?と私に聞いてきました。
一方、授業前に何も知らなかったアラブ人達は私より少ない情報で「4」
…さらに私の友人の韓国人もアラブ人と同じように回答して「2」
…なんと、別のアラブ人の女の子は全く勉強していないんですが、

フェリックス先生~~お願い!と笑顔でウィンクすると「3」あげたんです。

どうやらアラブ人が好みらしい。

これに、私も韓国人の友人ももちろん納得いかず、その休み時間にすぐ
抗議しにいきました。納得いかないのは、こちらがいくら英語で説明しても
ロシア語で返してくるんです。まぁまぁ何言っているか分かりますが、

「あー学生はどうしてすぐ5が欲しいとか…6でも7とかねー!」

と、存在しない6とか7の話をしていました(存在しないのでもちろんそんなスコアはあげない)

さらに、休み時間が終わって、フェリックスが帰ってきたら、ロシア語でみんなの前で

「はぁ、スコアを変えようとする女子学生がいて本当に頭がどうかしてるよね」

みたいなことを言ったんです…私はこの時、絶対に許さない…って思いました。
韓国人の子も同じです(韓国人の子はロシア語分からないので、私が英語で教えました

私がおこなった復讐内容とは?

その後、1年生の1学期の時に仲がよくて、解剖学の先生としても権力のあるニコライという先生のところに行きました。

もちろん、1人ではなく、強者を相手にするときは人数が多いほうが良いのを知っているので、私と韓国人、グループ長である女の子も一緒に。

私は泣きながら、このままだと進級できないかもしれない。一生懸命勉強しているのに
フェリックスは「2」しかくれない。どんなに勉強しても「3」だし、不平等な評価です。
と伝えました。

それと、フェリックスは10分来て、質問してすぐ休憩して何も為になっていない。ニコライ先生は私が1学期の時に5と4しかない事もちゃんと勉強していたことも知っていたので、

え?カブが「2」もらったの?しかもリワークに行ったのにクリアできなかったの?それはおかしい…と相談に乗ってくれました

韓国人の子もグループ長も一緒に来て説明してくれたのが良かったのかもしれません。
そのまま、ニコライ先生と解剖学のトップである学長のところに行き、このままフェリックスが教えるのであれば、私は抗議の手紙を大学の学長宛に書くし、したくはないけど、これは明らかに差別だから日本大使館にも連絡することになるけど、あまり事を荒げたくないと話しました

解剖学の学長は、分かりました…検討します、と結構快く引き受けてくれました。

突然変わった先生と成績

次の日、大学に行って、ニコライ先生のところに行くと
僕が全部フェリックスに話をした、今までの成績はちゃんと公平な成績「4」に直しておいた。そして、先生も変えた…と良い報告を受けたんです

(一応、泣きながらニコライ先生のところに行ったときに、先生から確認のため
複数質問されてちゃんと答えていた)

その後変わった先生はナディヤと行って、私と韓国人の子には優しかったのですが
アラブ人には厳しかったため(とはいえアラブ人は勉強してないので当然)
アラブ人からは文句を言われましたが、あなたたち勉強してないんだから関係ないでしょって態度を貫きました。私の責任じゃありません。

そもそも、先生が変わることはよくあるんですが、何故私が先生を変えたってバレたのか…
なんとフェリックスが授業まえに私たちのグループに来て
お前たちのグループのとある女が文句いって、変えさせられた!って言いに来たんです

そんなこと言いそうなのは私だけなんで、みんな、カブだと思ったんでしょう。
パキスタン人の生徒に、勝手にそういうことしておかしいと思うって言われましたが
私は、確かに私かもって思うのは勝手だけど、証拠ないでしょ?私はただ、あの先生が不公平だってニコライ先生と仲良いから話した時にチラッと言っただけってしらばっくれましたが…今なら、そもそも私は勉強しに来てて、みんなと同じ授業料を払っているんだから、何が悪いの?って言ったかもしれません。

フェリックスの悪い噂について

フェリックスですが、とにかく悪い噂が絶えず、勉強してる生徒を自分の機嫌で、わざと試験に通過させず、お金を要求するという噂を聞きました。というか、友達の友達なんで本当なのかもしれませんが…

日本だとニュースになってクビになるレベルですが、まだまだウクライナではニュースにさえならないです…それでも自分が動いで先生を変えれたのは良かったです。

2年生になって、生化学の先生や、解剖学の先生とひと悶着あった話はまた別の時に書きます9割方、私は先生に良く評価してもらえるほうなのに…たまーに相性の問題があるんでしょうね。多分そういう賄賂にまみれた先生は、勉強している生徒が好きじゃないのかもしれません。

アカハラ問題を解決したあと

というわけで、このことは秘密にしてたはずなんですが、何故か学年中に知れ渡り…
アラブの人達はお金はあるけど、ビザの力が弱くて、自国に戻されるのをすごく恐れているので結構先生に強く言えなかったりするんですよね…

先生と問題になると、先生は停学を望む文書を出せるんで、停学→ビザ取り消し→自国へ送還…という可能性もあるんです。そのため、普段はうるさいんですが
意外と文句言わないんですよね。

なので、この事件のあと、いろいろ知らない学生からフェリックスのこと
解決してほしい…と頼まれて大変でした。