バルセロナは人生で2回目なんですが、前回行ったときに、
カサバトリョとかカサミラとか入場料は高いですし、ガウディの建築は
サグラダファミリアやグエル公園なんかも見てるし、行かなくても良いかって思ってたんです。
20ユーロくらいなので、2500円くらいしますし。
・・が
今回は母と一緒で、母はガウディ大ファンなので
一緒に行くことに。
若干面倒くさいなー…と思いつついったのですが…
日本語のオーディオガイドもあってものすごく楽しめました。
やっぱガウディ偉大です。
カサバトリョを建物の外から、みた感じです
正直、私たちはカサミラより何倍も楽しめました。
確か当時カサミラは日本語のオーディオガイドがなかったので
それも影響しますね。
やはり芸術の説明を英語で聞くのは難しいです。
中ですが、日本の建物で見るのは珍しい、曲線が多く使われていて
柔らかさを感じます。
おしゃれな窓
このカサバトリョ自体は1877年に建てられた建物だそうで
ガウディは1904年から1906年の間に改築をおこなったそうです。
つまり、100年以上も前…だというのに、未だに古さを感じない
素晴らしい芸術です。
ガウディは、外から自然に光を取り入れられるように
ただデザインを美しくするだけではなく
設計にも非常に気を配ったらしいです。
元暖炉があった場所で、母
うねうねした窓 たくさんの曲線使いがみられます。
右ききでも左ききでも握れるように設計されたドアノブ
こんなこと100年も前に考えてしまうなんて…奥深いですよね。
改定洞窟をイメージしたともいわれていて、そのためなのか
貝のような形をしたランプもあります
光を感じられるようにふきぬけに色の濃淡がついていて
上に行くほど青く、さらに模様とか窓の大きさも
上に行くほど小さくして奥行を感じられるようにしたらしい
この青の吹き抜けが一番好きでした
中庭にはモザイクアートがおいてあります
当時の部屋の様子が写真として、またおしゃれに飾られています
ここで小さな事件が…
この椅子…柔かいと思ってどすーんと座ったら
お尻が壊れるかと思いました。
予想に反してまったく弾力性がありません。
これもガウディの設計なんでしょうか?
今まで右利きの人とか左利きの人とかこだわってきたのに、
座る心地も少し考えてほしいです。
ま、これはガウディのデザインではないのかもしれないですけどね…
とにかくお尻が痛かったです。
最上階にきました。
この廊下も奥行が感じられるように少し楕円形になった設計です。
さらに、光はとりいれつつも外からは中が見えないような
プライベートに配慮した設計になっています
屋上にも是非いってください
バルセロナのシンボルである(?)ドラゴンを彷彿されます
なんかこの街を見て、いつか住みたいと思いました。
イタリアのような中世を感じるのとはまた違うんですが
おいしいワインと食事、スペイン語と陽気な人々、そして気候とすぐ海がある生活…
いつか移住できればいいです。
ここは先ほどの最上階を(白い廊下)外からみた様子です。
こうやって採光しているんですね
部屋番号のアートもまた素敵
これはAかKだと思います。多分A・・・?
そしてiとF
ガウディは椅子も設計しました
ただ、座りやすいだけではなく話しやすい角度に設計された椅子もあります
最後にお土産屋さん
数年前にサグラダファミリアで購入したとかげのスプーンが、ここでも
見当たりませんでした。
買いたかったんですけれどね・・・・!
階段のデザインもまた素敵です
初めてバルセロナに来た時に、訪れなかったことを後悔するくらい
本当に目から鱗が出る訪問でした。
学割やほかのガウディ建築に行くと割引になるチケットなどもあると思うので
予算が許す限り訪れることをぜひおすすめします!