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Wizz air 利用時の注意点 ハンガリーLCC ウィズエアー

ヨーロッパを中心に飛んでいるLCC

wizz air とは、ハンガリーの航空会社
https://wizzair.com/

日本語だとウィズエアーと訳されているようです。
私は友人とウィッツエアーと言っていましたが…
正直どちらかわかりません。
Wizz airと書いておきましょう。です。
私はよくハンブルク→キエフ (ウクライナ)や、ハンブルク→ソフィア(ブルガリア)
で利用していました。

荷物の大きさに注意

注意をしたいのは、通常ヨーロッパで飛んでいるLCCである
Ryan Air や通常のLCCと違って
スモールサイズの荷物選択があるということです。

例えば、ハンブルク→キエフで見てみましょう
一番安い値段は、29.99€です。大体3000円ちょっとですね(2016年12月

通常一番安い料金の場合は
機内持ち込みOKのスーツケースまで(大体56×45×23)
を基準にしている会社が多いのですが
Wizz Airはこの無料料金は先ほどいった小さいスモールサイズがあります。
45x32x25cm です。
これは手持ちカバンか、かなり小さいスーツケース(あるのかな?)
の大きさになると思うので、旅人には厳しいと思います。
預入手荷物の場合、23kgまで32€、3500円ちょっと…なので
航空券より高い!そして32kgの場合は42€と4500円ちょっとかかります。
機内手荷物荷物のラージを選択した場合は13€で
1500円くらいかかるので、このへんをきちんと計算する必要があります。

ちょっとおすすめなのは、1年に2回以上(往復)使う予定のある人は
Wizz クラブに入るのも良いと思います。
年間サービスが29.9€で3000円ちょっとになって
1年間航空券が10€くらい割引になりますし、初回入会時から
割り引いてくれるので

例えば、ハンブルクからキエフを往復した場合に
基本チケット代が10,000円だとします。
そのままで預け入れ手荷物などの料金が往復2000円だとして
合計12000円になると思います。
年間サービスの3000円を支払うと航空券が8000円になって
手荷物代金を入れても13000円と多少高くなりますが
その後チケットは毎回1000円くらい割り引きがあるので
年間片道3回以上乗る方にはおすすめします。
1年間の有効期限なのでよく考えてみてください。

チェックイン方法に注意

また、インターネットチェックインを選ぶか
空港チェックインか、など細かい選択肢がたくさんあって
気を付けないと最初のチケットは安くても
最後には料金が高くなる可能性があります。
このブログを見ている方たちはインターネット環境があるので
オンラインチェックインをおすすめします。
ネットからチェックインできます。
空港でチェックインだと料金が取られるうえに並ぶ必要があります。

ただ、チェックイン時にインターネットチェックインを選んだ場合でも
空港でビザチェックされる場合があります。
その場合、アプリやモバイル用の搭乗券は発行されず、チェックインをした
後の用紙を印刷して
空港で見せる必要があります。

具体的には、ヨーロッパ圏外(シェンゲン圏外)からシェンゲン内に
入国するときに起こることが多いと思います。

座席を選べますが、私はいつも選ばずにそのままContinueを押して
自動的に選ばれる場所にしています。
好みがある方は選んでも良いと思います。
4、500円~1000円程度だと思います。

結構お得な優先搭乗

また最近気づいたのがPriority Bordingが結構安いんですよね。
LCCなので、搭乗後に荷物を入れる棚の奪い合いになったりして
普通に搭乗すると結構疲れるんですよ。
逆に機内手荷物がない、という人には関係ないと思いますけどね…
またこのPriority Bordingを使うと
荷物もう1個持っても良いみたいなんで、
大きい荷物+ハンドバッグ持ってもOKということになります。
これはありがたい…!
これは1回5€、500円ちょっとで使えるので
例えば搭乗開始時間ギリギリに行くとすぐに並ばずに
中に入れるので便利です。
ただ、そこからバスで移動する場合はバスに乗って
飛行機の前に移動して…という動作があるので
果たして意味があったんだろうか…?と思うこともありますが…

賭けに勝つと100$バック?

なんと1時間以上遅れると、100$もらえる、という
ちょっとしたギャンブルのようなシステムもあります。
ハンブルク空港からは10€なので1000円ちょっとです。


おそらくは、こういった制限をもうけて
なるべくオンタイムに運航しよう、という狙いがあるんでしょうが…
ただ、私は何となくこれにかけた人が多すぎるときは
頑張って遅れないようにして、かけた人が1人しかいない場合は
まぁいっか…となって遅れるような気もしますけどね。
そしてこの100$はあくまで現金でもらえるわけではなく
Wizz airのクレジットとして使えるので
今後利用する予定のない方はあまり意味がないかもしれません。

実際に使ってみて

座席スペースが狭いのは、どのLCCにも共通していると思います。
ただ、他のLCCよりも乗るときに混みあうのが多い気がします。
この込み具合はヤバイ…個人個人のスペースがあまりないのも特徴です

私が東欧またはウクライナなど行った目的地のせいかもしれませんが…
伝わりますかね、別の時ですが、搭乗時の個人スペースが狭い…

飛行機内の食事が有料なのも他LCCと同じです。
良く思うんですが、エアーアジアのようにもう少し
食べたくなるようなおいしい食事を提供したほうが良い気がするんですけどね(笑

 

荷物チェックはひときわ厳しい印象があります。
10cmくらいのポシェットを持っていても注意された人がいますから…


あ、ただ機内持ち込み手荷物は10kgまでとEasyJetの7kgと比べると、そこは優しいですよね。
本当に航空会社によって細かい規定が違うのでLCCを使うときは注意しましょう。